都心新宿で雪だるま大作戦 昭和58年(1983年)から月山自然水が東京新宿の伊勢丹デパートをキー店として販売されることになったことから、都心に向けた具体的な観光PRの足掛かりができた。昭和59年(1984年)の夏の日曜日、同デパートにおいて、月山夏スキーの勧誘、月山自然水をはじめとする町内特産物のPR・販売、ふるさとクーポンの会員募集を中心にした西川町の観光キャンペーン「雪だるま大作戦」が展開された。特徴づけたものにするため、月山の残雪を保冷車で運び込み、デパート入口に雪だるまや、屋上にミニスキー場を設置し、枝付きさくらんぼ等を展示した。ふるさとクーポンや月山自然水による全国への情報発信と相まって可能になったキャンペーンであるが、町の観光施策上画期的な試みとなった。
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