昭和50年代、町の上水道(給水戸数16,05戸)の配水場(水沢地区)では、1日500tのオーバー水があるが、新西川町総合開発計画策定時や町営企業等法人設立準備調査委員会の席上等で、その資源の高度利用が検討されていた。一方、(株)大沼(デパート)においては、地域産業振興室を設置し、県内の特産品の開発や紹介、地場産業の振興を促していくことを決定していたが、西川町の水販売に興味を示し、相提携して商品化するよう申し入れがあり、両者間で話し合いがもたれてきた。 その後、水販売の動向・製造過程・流通販売・設備投資・採算性等の検討を行った結果、可能であることが確認され、昭和58年(1983年)12月から製造販売が開始された。
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