大日如来(だいにちにょらい) 密教の世界において最も尊崇され、その中心となる仏である。しかも、仏法そのものがこの世の現れた姿であるとされる。宇宙の法則そのものが大日如来に体現されている。大日如来の智恵と光は、全てのものに宿る善種を育てるのである。日本では明治初期に発令された神仏分離令により、神道と仏教が明確に分離されるまで、大日如来は天照大御神と同一視されていた。すなわち天照大御神は衆生を救うためにとる、大日如来の仮の姿だとかんがえられていたのである。この如来を尊崇すれば、あらゆる霊徳を得られるとされるが、特にその真言を唱えれば、一切の病は癒え、また妊娠している人は、無事安産できることが約束されている。 前は、小倉部落だが今は間沢部落で管理している。
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