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西川町石碑石仏資料

不動尊

カテゴリ: 仏教(その他) 地域: 海味 年代: その他
(2004/10/13 更新日: 2007/05/22)


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太郎 曳沼不動尊 (太郎下)


建立年:不明 高57×巾34×厚20


不動尊は、不動明王とも言われ、無動尊と記されることもある。火生三昧に入って一切の罪障を打破り、動揺しないところから不動という。大日如来の使者とも言われ、大日如来の意志を受けて悪魔煩悩を調伏するため恐ろしい大忿怒の形相をしている。その像容は一面二臂を原則とし、右手に剣、左手に羂索を持つ。また、明王部の代表的な存在として五大明王や八大明王の主尊とされる。この明王は病治・安産・災害除去・怨敵降伏・財福を得るなどの広く種々の祈願をかなえてくれるとされ、個人の信仰ばかりでなく、不動講も作られた。こうした信仰に支えられ、特に江戸時代以降に、各地で多くの個人や講中が石仏を立てている。
 
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