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西川町石碑石仏資料

北辰上人之碑

カテゴリ: 顕彰碑 地域: 志津 年代: 明治1868〜
(2004/02/03 更新日: 2007/05/22)


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建立年:明治25年  高104×巾50


北辰上人は石跳川下流に玄海(現在は県立自然博物園)を開いた一世行人である。
一世行人とは自己一代の間だけ仏道の修行に精励した人々で、湯殿山別当か四ヶ寺のいずれかに入門し、得度して仏門に入った上で「海号」を称した人々。真言宗の法流に従って戒律を守った。大日坊か注連寺で得度した者は仙人沢に、本道寺か大日寺で得度した者は玄海に行人小屋を作り、1000日あるいは3000日という長い間、山籠修行を重ねた。

  明治二拾五年旧拾月四日
 北辰上人之碑
  小原 寅助津

  世話人  束松
       志田
 
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