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ミッチーのほぼ日記

[06/07/25]飽食比較:ピザと文化映画

カテゴリ: [2006]ほぼ日トピックス 地域: 上田市 束ね: その他
(登録日: 2006/07/25 更新日: 2024/02/22)


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記録日: 2006/07/23

先日7/23(日)、地元・上田市の記録映像を見てきました。上田市マルチメディア情報センター(umic)が企画した「なつかしの映像にみる上田地域の暮らしと文化」というプログラム。

朝の10時から夕方の5時まで途中休憩こそ入るもののぶっ通し豪華11本立てのプログラム。凄い企画ですね。信州三昧、文化映画三昧です(笑)。私向けの企画であったことは間違いありません。私は面白かったですし、とてもためになりました! しかし、普通の市民にとって文化映画に興味を持てないのは普通の感覚。やはり免疫を作らないと文化映画はまともに見ることができないのでは?

それはともかく、こういう企画をやってしまうというのはumicの面目躍如。

一つ一つの感想を書くととても長くなってしまいそう。最初の4本は特に見た甲斐がありました。「依田社の記録」は大正年間の蚕業の様子を記録したもので実に貴重な映像の証言です。「戸沢のねじとうまひき行事」「蘇民将来符」なども、これを機会に私の認知の世界では「既知」に変わったのが何よりうれしいことです。「現代に生きる蚕種製造技術」には衝撃が走りました! こういう凄い世界は映像でないと見れないものです。誰が見ても上田ってこんな凄いことやってんだ、と驚きます、たぶん。

非常に貴重な記録であっても地元の人が興味を持てな・「というのが辛いところ。私と家内のほとんど貸切状態でした。地域アーカイブの文化の裾野をどう育てられるのか。難しい課題です。面白いと思うんだけど、文化映画の様式ではつらいな、という感想になってしまいます。

その点、umicはビデオだけでなく、インターネットへの公開も同時に行っていて非常によい。
http://museum.umic.ueda.nagano.jp/index.html
先日上映した作品のうち、ネットで見ることのできるものもありますよ。これからの時代はこの形、オンデマンドでしょう。

ところで、umicの近くには美味しいパスタ店がありおすすめです。うちの大学からも近いです。このピザ、おいしそうでしょう?

あなたはピザと文化映画とどっちがお好き?
 

メディアクリップ

(3件)
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