学名<Carthamus Tinctorius L.(アラビア語の染める・ラテン語の染色用の)>
1753年にリンネにより命名
【双子植物・合弁花亜網・ききょう目・きく科・きく亜科・管状花族・あざみ類・やまくぼち亜種・べにばな属(20種)】
草たけが0.5〜1.2m、葉は硬く、互生し、深緑色、広皮針形で先がとがり、ふちに鋭いとげ状のきょ歯があり、7月上旬アザミに似た鮮黄色の花をつけ、花弁はやがて赤色に変化します。花は茎頂につき、管状花で径2.5〜4.0cm、長さ2.5cmくらいの頭花をつくり、最初に開花するのが主茎頂花で、葉状となり(包葉)、ふちにとげがあり、そう果
(子実)は白色で、光沢があり、長さ6mm、冠毛は非常に短く、8月上旬に成熟期に達します。茎の太さは7〜8mmで7〜15本くらいの分枝が発生し、根は直根性の太い根が発達し、移植を嫌います。
染色資料、口紅など化粧用に栽培されています。 |