○農業改良普及員及び生活改良普及員資格試験 国の行なう資格試験で、県が委託されて年1回実施された。さらに山梨県独自に、農協技術員、畜産技術員等の試験もあり、農業技術者の質の向上が図られていた。 ○普及員の一日 普及計画にもとづいて積極的に働きかけるため、常に資料を整備し、所員打合せ会で各自の活動を報告連絡し、農家診断カードを利用して農家の実情に即した巡回指導や普及所での個別指導が、又、夜は懇談会等で集団指導が行なわれた。 ○普及員の研修 普及員は知識や技術の研究のため、県の実施する研修や任地での研修を受けていた。その内容は一般研修と果樹・蔬菜・畜産・農機具などの特技者養成研修があった。 参考資料:農業改良 普及事業10年の歩み(農業改良普及資料題420号(昭和34年1月30日 山梨県)) 上記参考資料の編集はこのページの写真撮影者内田宏氏、他2名(秋山利良氏、内藤幸衛氏)である。
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