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よみがえる戦後山梨の記憶「山梨の農村女性」139

村に巡ってきた富山の薬屋さん

カテゴリ: 農村女性 地域: どこか 撮影者: 内田 宏
(登録日: 2009/01/14 更新日: 2023/02/02)


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記録日: 1963/02/00 南都留郡道志村


昭和30年代に農村の医療を支えたのは富山県の俗称「富山の置き薬」だった。富山の薬種商人が、家庭を訪問して、予め頭痛、腹痛、風邪などの家庭医薬品を配置しておき、おおむね半年ごとに巡回訪問して、使った分の薬代を請求する仕組みである。大人は自分たちの知らない他所の世間話の提供を楽しみにしていた。おまけとして「紙風船」などをくれるのが定番で、子供たちも富山の薬屋さんがくるのを楽しみした。縁側で男児がさっそく風船を膨らませている様子が記録された。(写真番号 uh0482_2_5)
 

内田宏氏の作品について御存知の方、御意見のある方は御連絡下さい。

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