甲府市では、中心市街地の衰退を食い止め、まちの再生を図るため、「甲府市中心市街地活性化基本計画」を策定し、商店街の魅力向上、まちなか居住の推進、まちなみ整備など中心市街地の活性化に向けた様々な事業の展開を図り、な中心市街地活性化基本計画を策定し、中心市街地の再生を図っている。
●市庁舎、県庁舎整備 甲府市役所庁舎は、中心市街地の現在地で建て替えを行い、行政機能の集約化、耐震化向上を図るとともに、市民開放スペースや憩いの空間を設置し、市民の交流の場を創出します。また、 山梨県庁防災新館は、旧西武百貨店であった県民情報プラザの場所に新たな庁舎を建設し、防災の拠点を創出するとともに、県民利用施設や観光物産販売所等の商業施設を設置する。この工事に伴い、県は県庁南別館(旧山梨県立図書館)を解体撤去した。
●紅梅地区再開発事業「ココリ」 商業施設、104 戸の高層住宅、駐車場のほか、県立宝石美術専門学校が移転開校する複合施設で、中心市街地の拠点施設となるとともに、隣接するオリオン・スクエア、地元百貨店とあわせ、新たな商業ゾーンの創出を目指す。
●オリオン・スクエア整備 紅梅地区再開発ビルと地元の岡島百貨店を結ぶ商店街を、周辺商店街とあわせて、これまでのストリート(線)からスクエア(面)として整備し、新たな商業ゾーンの創出を目指す事業です。老朽化したアーケードを撤去して、透明な屋根を設置し、メインホールとしての空間を整備した。 完成したオリオン・スクエアは、屋根が全面ガラス張りで太陽光をふんだんに取り入れる明るいアーケードとなった。屋根には太陽光発電パネル、天井にはLED照明を取り入れた。 アーケードの支柱には山梨県立宝石美術専門学校生徒のジュエリー・アートで装飾が施された。 ココリのフロント・ロビーとして、中心街の出会いの広場として、設計された。
平成22年10月22日、オリオン・スクエアの完成に伴い、オリオン通り商店街は、「甲府 丸の内 オリオン・スクエア商店街」に名称変更した。 http://www.orionsquare.com/
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