クラーク像 明治9年(1876年)、北海道開拓の人材を育成するため札幌農学校が開設され、教頭としてアメリカからマサチューセッツ農科大学学長W・S・クラークが着任した。彼は、わずか9ヶ月の滞在中に精力的に農学校の基礎づくりにはげみ、キリスト教に基づいた教育は学生たちに大きな影響を与えた。 帰国に際し残した“Boys,be amitious!”の言葉は、今なお深い感銘を与えている。初代クラーク像は、大正15年(1926年)に建立(田嶼碩朗作)されたが、昭和18年(1943年)の金属回収令により献納。現在のクラーク像は二代目で、昭和23年に復元(加藤顕清監修)された。 平成14年4月 札幌市北区役所
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