勝俣英吉郎翁は大正十三年七月十四日上田市第二代市長となり昭和五年四月七日現職中齢六十七歳にて逝去さる 在職中 皇太子殿下ご成婚記念事業として長野県議会の議決により金五万円の県費補助金を得て昭和二年上田公園内に野球場陸上競技場庭球場など全国でも有数な施設を上田市議会の議決を経て建設した その後これらの施設を基盤として更に改修拡充新設などにより市営総合運動場の活用により幾多の国際競技人を生みまた青少年教育にも大きな貢献をいたし今日に至る 昭和の始めにこのような画期的な施設をつくった翁の先見と偉業を永久にたたえるため有志一同と相図りその胸像を建設して翁の功績を顕彰する 昭和三十六年十一月三日建之 上田市体育協会
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