出版社:大日本蚕糸会信濃支会 編纂者:江口善次、日高八十士 出版年月日:1937/06/01 備考:容量132MB、1078ページ、PDF形式
【解説】 長野県の蚕糸業は近代において蚕種製造、養蚕、製糸ともに全国一の生産量を誇り、蚕糸王国とまで称させられながらその全容を詳細に記した書籍は『信濃蚕糸業史』(全3巻、1937年)のみです。本著を開きその記載に触れることが「蚕糸王国信州」を知る最良の入り口の一つとなります。上巻では、蚕糸業のうちの主に農業と関わる栽桑、養蚕、天柞蚕を概括し、蚕糸業に功績のあった近世・近代の人物を幅広く渉猟してあります。現代においても人物事典としての利用価値は極めて高いと言えます。
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