地域: 長野市(松代) (登録日: 2017/02/05 更新日: 2018/02/27)
窪田館・松代製糸跡 東条屋地明治28年、松代町の窪田栄三郎が、東条村に窪田館製糸場を操業。同39年(1906)、婿養子、孫の3名による合名会社とする。最盛期には松代一の800釜を有し、従業員数は1000人、3棟の大工場となった。30室ほどの寄宿舎や病室を備え、暖房もあったという。大正9年(1920)第一次世界大戦後の不況で倒産した。松代製糸場跡地 東条屋地大正9年、上水内七二会の繭買人山本貞次が資本金150万円の松代製糸株式会社を組織し、窪田館製糸場の工場施設を買収して創業。当初100釜から始まったが経営不振で倒産。現在松代有線放送本部のある辺り。窪田合名会社本店跡地明治39年(1906)、松代町の窪田栄三郎が合名会社窪田館を創業。最盛期には3棟の大工場となり、松代一の800釜を有し、従業員数1000人になり、敷地1645坪(建坪360坪)の本店を持つに至った。大正9年(1920)に第一次世界大戦後の不況で倒産。塀越しに土蔵、庭の隅に屋敷神が残る。
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