松代蚕糸業関連人物　和田　英

地域: 長野市(松代)
(登録日: 2016/01/28 更新日: 2018/02/27)

長野県の製糸業に貢献した伝習工女

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記録日: 2016/10/10 伝承館

和田　英 (1857～1929) (旧姓横田）

器械製糸の先進国であったフランスから製糸器械を移入して建設した官営富岡製糸場では全国から伝習工女を集めて繰糸技術者を養成した。
横田英は、松代から派遣された16名の伝習生の一人で、後に回想録として『富岡日記』を著した。
1年数カ月の伝習を終えて松代に戻り、建設されていた日本初の民間蒸気製糸場「西條村製糸場」（のちに「六工社」と改名）で若い工女等に器械製糸技術を指導した。
日記には富岡製糸場での伝習の様子と女性として最先端の技術伝習に取り組む心意気が著述されている。
この日記は本格的な製糸技術史書としても高い評価を受けている。
　

(10件)

▼01 松代城	▼02 旧横田家住宅	▼03 和田英と富岡日記	▼04 横田英と六工社

▼05 横田家の人々	▼06 旧横田家住宅	▼07 製糸業看板横田英	▼08 和田英墓所の看板

▼09 富岡製糸場工女募集案内	▼10 富岡製糸場に掲げられている英の写真