MIMEタイプと定義方法
分類目次: マニュアル
(初期登録: 1998/01/22 更新日: 2004/04/21)
マルチメディアデータの扱い方
DBソースのデータにファイル名を定義すると、ページ生成時、そのページから自動的にリンクされます。現在、以下のMIMEタイプのファイルをサポートしています。拡張MIMEタイプは、PopCornでデータ作成を簡素化するために導入した独自のタイプです。これを使うことにより、データ作成が非常に楽になります。
MIMEタイプによって、ページ内部に取り込まれるもの(gif, jpg, txt, table)、閲覧しやすいように外部ページとして自動生成するもの(clip)、そのファイルへのリンクのアンカーポイントを設定するもの(それ以外のタイプ)の3パターンがあります。
各MIME形式のフォルダ内にサブフォルダを設けてある場合は、次のように相対パスでファイル名を定義します。
(例1)"gif"直下に"image.gif"を格納した場合は、"image.gif"
(例2)"gif"直下に"980201"というサブフォルダを設け、その中に"image.gif"を格納した場合は、"980201/image.gif"
マルチメディアデータに対する付加情報は、各要素をタブコードで区切り1行内に並べて記述します。付加情報のうち、撮影日時が定義されていて、撮影日インデクス指定がされている場合は、撮影日時から年月単位のインデクスページを自動的に生成します。
標準MIMEタイプ
1) 画像ファイル(ページ取り込み型)
gif GIF画像ファイル
jpg JPEG画像ファイル
【書式1】画像ファイル名
【書式2】画像ファイル名(tab code)[撮影日時][(tab code)撮影場所]
【定義例】970518/001.jpg |
97/05/18 14:30 |
千歳山のふもと |
2) テキストファイル(ページ取り込み型)
txt テキストファイル
【書式】テキストファイル名
【定義例】man-mime.txt
【説明】
テキストデータの改行コード1つにつき、HTMLの改行タグ(<br>)を付加します。
3) その他(外部リンク型)
mov QuickTimeムービーファイル
au AUサウンドファイル
aiff AIFFサウンドファイル
wav WAVEサウンドファイル
など
【書式】MIMEファイル名(tab code)[撮影日時](tab code)[撮影場所][(tab code)[タイトル](tab code)ヘッドライン]
【定義例】
970802/hayashi1.mov |
97/08/02 |
黒石市 |
囃子手と「休め」の囃子 |
QTムービー 744KB |
【出力例】
[97/08/02] 囃子手と「休め」の囃子 QTムービー 744KB
拡張MIMEタイプ
拡張MIMEタイプは、PopCorn独自のタイプです。DBソースからページ自動生成を行う際、ファイル名の拡張子を見て、MIMEタイプに応じたリンクを行います。独自のファイル拡張子を用いることで、ページ自動生成をもっと簡便に強力にしようという発想から設けたのが拡張MIMEタイプです。現在、以下の拡張MIMEタイプをサポートしています。ファイルにこれらの拡張子を付けても、ブラウザは何もしてくれません。ですから厳密にはMIMEではありません。
clip clipリスト
table テーブルデータ
clip
【書式】clipリスト名(tab code)[先頭ファイル名][(tab code)最終ファイル名]
【関連事項】clipリスト・フォーマット
【機能】
clipリストのファイルに定義したリストに従い、そのページ内にリンクリストを出力します。さらに、各ファイルに対応する映像クリップページを一括自動生成します。リンクリストからは、映像クリップページにリンクされます。
【定義例1】
970518.clip
【出力形式1】
(6件)
[97/05/18] #001 千歳山の春#001
[97/05/18] #002 千歳山の春#002
[97/05/18] #003 千歳山の春#003
[97/05/18] #004 千歳山の春#004
[97/05/18] #005 千歳山の春#005
[97/05/18] #006 千歳山の春#006
【定義例2】
970518.clip |
001.jpg |
003.jpg |
【出力形式2】
(3件)
[97/05/18] #001 千歳山の春#001
[97/05/18] #002 千歳山の春#002
[97/05/18] #003 千歳山の春#003
table
table テーブルデータ
【書式】テーブルデータファイル名
【定義例】man-mime.table
【説明】
データ全体をTABLEタグで整形し、そのページ内に出力します。行の要素(セル)はタブで区切ります。将来的には、TABLEタグのオプションに対応できるよう機能拡張していく予定です。
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