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SKF2012/アルプス交響曲 2012/08/23

カテゴリ: サイトウ・キネン・フェスティバル松本 地域: 長野県
(登録日: 2012/08/24 更新日: 2024/09/30)


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記録日: 2012/08/23

オーケストラプログラム
2012年8月23日(木) 開演19:00
会場:キッセイ文化ホール

<プログラム>
シューベルト/交響曲第3番ニ長調 D200
R.シュトラウス/アルプス交響曲 op.64

演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:ダニエル・ハーディング
 

雑記帳


SKF(サイトウキネンフェスティバル)松本のメイン会場の一つ、長野県松本文化会館が昨年までとはやや違っています。ネーミングライツで「キッセイ文化ホール」と改称されていました。地元企業によって文化施設が支えられていきますね。

昨日8/23、そのキッセイ文化ホールへオーケストラコンサートを聴きに行ってきました。プログラムはシューベルト/交響曲第3番、R.シュトラウス/アルプス交響曲の2曲。指揮者はSKFには初登場のダニエル・ハーディング氏。今年、軽井沢大賀ホールの音楽監督に就任したばかりの方です。小澤征爾さんが登壇しなくなって今年が2年目です。小澤さんのネームバリューが客寄せになっていた点は否めず、当初から登壇しないことによって、本当に音楽を堪能したい人が来るようになったのではないかという気がしています。

「アルプス交響曲」は見て楽しい、聴いて楽しい音楽でした。1楽章形式の面白い交響曲です。R.シュトラウスのおはこだった交響詩と交響曲のどこが違うのかはミステリーです。これが交響曲だと言えば交響曲になる、ということが当たっているでしょう。この曲は個人的には小澤征爾指揮ウィーン・フィルのCDで何度も聞いて親しんでいる曲の一つです。全体に繰り返されるアルプスのモチーフらしき旋律があり、アルプスの山の感じや自然の情景(夜・朝・森・嵐…)が音楽で描写されています。『アルプスの少女ハイジ』のようなアニメのBGMにもよく似ています。アルプスの情景を表現するとこういう音楽になる、というような定番になっているのではないでしょうか。

見ても楽しいものでした。ホルンがステージ上に10名ぐらいはいたでしょうか。演奏中、客席の後ろからもホルンその他の金管が聞こえてきました。ホルンは全部でなんと19人もいました。2枚目の写真でホルン奏者をご確認ください。嵐の音を出す効果音の装置。ざらざらの布をぐるぐる回して嵐らしき擬音を出す装置です。演奏者名を見ると単にパーカッション、となっていました。金管楽器が豊富で、ステージが金色に輝いて見えました。

夏の終わりの思い出の1ページに残るような印象的なコンサートでした。
 

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おらほねっと/ミッチーのブログから転載
SKF松本2012のオペラ公演 2012年08月20日(月)
https://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=12078

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