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西川町石碑石仏資料

巳待供養塔

カテゴリ: 巳待供養 地域: 岩根沢 年代: 宝暦1751〜
(2004/01/29 更新日: 2007/05/22)


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建立年:宝暦11年  高88×巾53


巳待講
月待の一つであり古くから講中の作られていたことが伺われる。蚕を飼っている人が秋季、巳の日の晩に集り掛軸を拝み、直会をした。巳の日は福神である弁財天の縁日であり、弁財天信仰の盛んな地域は、近くの弁財天に参詣する。弁財天は仏教の天部の神が、もと音楽の神のち財宝を与える福神として崇められたもので、中世になって急速に信仰を深め、とりわけ真言宗寺院や修験が伝播、布教に関与した。十二真支の巳は蛇に対する信仰と関与し、弁財天との習合に際しては巳=蛇は弁財天の使わしめだと考えられていた。一方、巳は脱皮、変成の思想があり、巳の日には特別な厄払いの信仰があった。

    宝暦十一巳天  門前講中

  巳  待  供  養  塔

   八月十五日  十五人
 
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