裏面 碑文 昭和二十二年四月、当区禿山地区を拠点に二十四名の同志の理想郷建設を夢見て入間開拓団を結成入植し、禿山、松ノ下平、新田平等、七十五町歩余の末、墾地を得て、約3ヵ年間禿山地区にて共同生活を営みつつ開墾、翌々二十三年開拓農業共同組合を設立。二十四年当地に住宅を建設完了するに到る。されど酷しい労働と窮乏生活に耐えかねて離農者相継ぎ、昭和二十八年には残るもの十四名となれり、荒撫未開の大地に鍬を振り下してより、ここに四十星霜を経て、その間の辛苦は筆下に盡し難しと雖も昭和四十七年、地区名も内小平と改め、平和な一邑を築き上ぐることを得たり、誠に感慨無量なり。今開拓の当時を偲び、同志十四名によりここにこの碑を建立して永く魂跡を残さんとす。 昭和六十一年 九月吉日 入植者十四人の名前
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