二十三夜塔(にじゅうさんやとう) 二十三夜に講中が集まり、勤行・飲食をともにし、月の出を待つ行事。古くから行われいわば月待供養の中核をなしている。他の月待供養が地域的に偏在しているのに比べ、二十三夜塔は全国各地に存在する。
何人かで講を組むのが普通だがこの碑によると「村中」(軽井沢)で講を結んでいる。小山のは他にも4基ある。 ・天矢場 明和 5(1763)年三月 ・湯 屋 寛政11(1799)年10月 ・征矢形 文化 5(1808)年10月 ・征矢形 享和元(1801)年10月 いずれも近世中期のもので、天矢場は3月 他は10月に宴を」開き月光を仰いだ。
表面 寛政十一年未天
廿 三 夜 供 養 塔
十月廿三日 邑中
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