[16/12/03]千曲公園

カテゴリ: 上田ぶらり2016-12 地域: 上田市
(登録日: 2016/12/03 更新日: 2024/02/22)

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記録日: 2016/12/03 上田市

千曲公園に来ました。公園の入り口付近に「千曲公園」と書かれたサインが倒れています。その説明文を読んで、千曲公園が1926年につくられたことを知りました。公園の造成を記す石碑があることは知っていましたが、その文字は極めて判読しにくく、このサインの説明により公園の背景を知ることができました。

1926年と言えば、上田が蚕糸業で栄え、しかもその経済的な絶頂期にあったことがわかります。また、別所温泉はその当時、蚕都上田の興隆を背景に近代的な温泉街へと変貌し、旅館名を刻んだ石碑をおいて、別所温泉へと誘っていたことがわかります。千曲公園が蚕都上田の興隆を背景に作られた背景のある公園であることがわかりました。
　

説明板クリップ

千曲公園

大正15年（1926）4月25日、地域の多くの方の土地・お金等の寄付により千曲公園が現在の形になりました。完成寄付名簿の記念碑があるほか、別所温泉の旅館記念碑もあります。
近年、地元住民が中心となり、千曲公園横の土地に、桜・花桃・紅梅・ドウダンツツジなどの植樹を行い、よりよい公園をめざして活動を行っています。

千曲公園

　この公園の下、千曲川に向っての絶壁を、半過岩鼻とよぶ。
　遠い昔、対岸の塩尻岩鼻と続いており、上田盆地は一面の湖だった。その湖の西にねずみがはびこり田畑を荒したので、唐猫を集めて追わせた。逃げ場を失ったねずみは岩山を食い破り湖の水は千曲川となって流れ出し、一帯は陸地となったといわれる。
　上田盆地から千曲の清流にそって川中島まで見渡せるこの岩の上は千曲公園とよばれ、天然記念物モイワナズナ、イワナデシコの自生地として知られている。

千曲公園
　上田盆地から千曲の清流にそって川中島まで見渡せ日本百景に数えられている。この岩山を千曲公園とよび天然記念物「モイワナズナ・イワナデシコ」の自生地、又「チョウゲンボウ」の生息地としても知られている。
　この公園の下、千曲川に向っての絶壁を「半過岩鼻」とよぶ。遠い昔、対岸の「塩尻岩鼻」と続いており、一面の湖だった。
　その湖の西をねずみがはびこり田畑を荒したので、唐猫を集めて追わせた。
　逃げ場を失ったねずみは岩山を食い破り、湖の水は千曲川となって流れ出し、一帯は陸地となったといわれている。

上田市

メディアクリップ

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