全国的にデパートが減衰する状況の中にあって、弘前の中三(なかさん)は希少な存在です。中三は青森が本店、弘前が支店です。現在は2店舗ながら、津軽地方の生活文化を百貨店業で支えています。このように百貨店業がしっかりと定着し、時代の変化にもかかわらず、社会ニーズに応えているデパートの存在意義は大きいと常々感じています。何かを買い物に行く時には、家内はたいてい中三へ買い物に行きます。私も一緒の時はその都度、買い物に同行することになり、弘前中三にはすっかり馴染んできました。
食料品、とりわけ生魚の品揃えや品質は優れており、安心して買い求めることができます。
ただ惜しむらくは、店舗に出入りするのはいつも土淵川沿いの裏の出入口から出入りすること。裏口なのでしようがないとは言え、風景的にあまり綺麗とは言いかねます。土手町通りに面したデパートの正面入口から入ることは殆どありません。
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