局門、長屋を進むと「道灌濠」という立て札が見えてきました。通りすがりの人たちがそれぞれにカメラを濠の方向へ向けています。「立て札」により人は価値あるものとして注視をする。「立て札」を立てることの大切さを痛感しました。
濠には石垣がめぐらされているところが多いのですが、この道灌濠は土塁です。不思議に癒やしを感じる空間でした。江戸城を築城した太田道灌の築城時代の面影を残しているのでしょうか。
道灌濠を過ぎると左手に塀と門、その前の警備派出所がりました。東宮御所の東側に当たります。派出所には「皇宮警察本部 吹き上げ護衛署 外庭東門警備派出所」と記されています。
さらに進むと右手に「皇居東御苑」と記された道案内が出てきました。真っ直ぐに進むと乾門になります。
この地点は紅葉・紅葉が実に綺麗です。振り返ってみれば、数多くの人々の姿が。乾通り一般公開の賑わいが実感できます。
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