上田城下の常田にある毘沙門堂は幕末の志士佐久間象山が松代からこの毘沙門堂まで通って勉学したところとして後世に知られることとなりました。毘沙門堂には文字の刻まれた石柱や説明板などが多数あり、それらを一読するだけで毘沙門堂の歴史的な位置づけは理解できるものとなります。
毘沙門堂の門には次の文言が 常田毘沙門堂 先賢問道処跡 門の後ろの石柱には次の文言が 指定保存史蹟 毘沙門堂址 長野縣 佐久間象山先生勉学之地 それぞれ刻まれています。
門の後ろの石柱の裏には「従三位勲二等針塚長太郎書」と刻まれています。針塚長太郎は上田蚕糸専門学校の初代校長です。
その他、境内には「常田毘沙門堂主要行事」「「市指定記念物(史跡)…(略)…活文禅師遺跡一号毘沙門堂址…(略)…」と書かれた説明板があります。石碑の文字は読み取れません。
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