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報告書目次: 第1章 調査研究の概要 1-1. データベース構築の目的山形県民が山形県の地域文化の理解を深めるのに役立ち、山形県の魅力を県外にも広く伝えることができる情報基盤として、山形県地域文化データベース及びその技術支援体系としてのデータベースシステムを構築する。 1-2. 本年度の研究範囲山形県地域文化データベースの構築と運用に求められる文化情報のあり方、データベースと関わる文化振興の具体策を検討することにより、恒久的に成長が可能でかつ広範な用途での利用が可能なデータベース構築の考え方を整理する。また、データベースを試作することにより、システムの実装と運用に関わる実際的な諸問題を検証しシステムの有効性を評価する。 1-3. 調査研究の進め方(1) 山形県地域文化情報の基礎的調査 ・文化情報資源の整理(基本文献、研究者等の人的資源) ・山形県地域文化のキーワード抽出 (2) 地域文化情報のあり方に関する検討 ・開かれた知の共有体系としてのデータベースの概念 ・データベース活用による文化振興の具体策の検討 ・情報資源の評価のあり方に関する検討 ・情報資源の著作権処理に関する検討 (3) データベースの試作と評価 ・キーワードに対応したモデルケースの設定 ・適用技術、マルチメディア(全文データ、ビデオデータ等)の選定 ・利用形態を想定したシミュレーション ・試行環境の構築 本年度は本学のネットワーク環境で試行し、次年度以降県の環境を整備する。 (4) データベース設計 1-4. 実施スケジュール(1) フェーズ1(〜平成11年10月) ・山形県文化情報の基礎的調査 ・データベース(第1版)試作と評価 (2) フェーズ2(〜平成12年3月) ・データベース(第2版)試作と評価 ・調査報告書作成 (執筆者: 白神浩志、前川道博)
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