地域: 真室川町 分類: 動物昔話
(登録日: 2000/02/21 更新日: 2019/06/17)
昔中田から金山を越えていく途中に、とても利口で騙すのが得意な狐がいました。しかし、今度は中田の若い三人衆が狐を騙してやろうと、油揚げや縄など持って山を越えて行きました。途中一人の婆に出会い一緒に酒をのみ一休みすることになりました。若者はその婆が狐だとわかり、酒を飲ませるだけ飲ませ村まで連れて行きました。酔ってしまったため、化けることもできず、尻尾だけ出してしまいました。村人たちにも囲まれて狐は逃げることさえできませんでした。
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(2件)
(著者・編者: 武田正)
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