宗派 浄土宗
天正14年(1586)、真田昌幸が城下町を造る際に海野郷(東御市)から 城近くの厩裏町(大手末広町)に移転され、 元和7年(1621)信之によって現在地に移転された。
当時は、門前の通り(大門町)は開かれておらず、海野町通りの突き当たりが寺の正面だった。
願行寺の四脚門は上田市指定有形文化財に指定されており、 平成13年の修理の際に、享保3年(1718)に再建されたとの墨書が発見された。
木鼻の彫刻のうち、側面の象と菊の彫刻は当初のものだが、 唐獅子、麒麟は後補とみられる。 天井には胡粉彩色がわずかに見られる。 (願行寺の説明板より)
精巧に造られた四脚門を見るだけでも価値があります。 彫刻が特に細かく目をひきます。
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