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地域学習アーカイブ

信州上田学A(2020年度)@ガイダンス

講座概要・受講ガイダンス(市民の皆様へ)

地元上田(またはあなたの地元)を再発見してみませんか?
新しい地域の学びをスタートさせる講座
自由なテーマで自由な時間にデジタルコモンズで
・eラーニング講座 ・eポートフォリオ学習
全国どこからでも受講できます!

▼開講のご案内

記録日: 2020/04/23


▼市民向け講座概要

記録日: 2020/04/23


受講ガイダンス(学生向け)


記録日: 2020/04/22 (前川道博 長野大学)


講座概要


本講は地域「上田」を共通項とする学びを社会に根ざし広げ、上田市民や上田に関心のある人々が共に学びあえる地域学のプラットフォームとする。学習機会を広く市民に開放し、市民と学生が共に学び合い学習成果を共有しあう開かれた「地域学」を実践する。
そのため、異なる世代間、異なる関心分野、異なるアプローチがお互いに可視化できるよう、また、お互いの学習成果が知的に相互作用しあえるよう地域情報共有のプラットフォームとなる「みんなでつくる信州上田マップ」に、受講者それぞれの学習成果(ポートフォリオ)をつくり、「信州上田学」の成果として残していけるものとする。受講者は受講終了後後も、また、卒業後も継続してそこに自分の地域探求の成果を残していくことができる。
座学に終始せず、地域に出向き、自ら地域をあるがままに受け取り、そこから探求する疑問や視点を獲得して理解を深めたり、よりよい地域づくりに活かす構想を深めていくような、主体的で深い学びに踏み出そう。
 

「信州上田学A」のeラーニングによる運用策


新型コロナウィルスが流行っている状況下、その対策から講座等の中止が相次いでいる。対策を厳重に行うあまり、学生や市民の「学ぶ権利」までもが侵害される事態を招いている。科目「信州上田学A」は、地域を対象に学習者が主体的に学ぶことに主眼がある科目であること、地域をフィールドとする個別的・分散的形態の学びであることから、以下のとおり、eラーニング(テレラーニング)型の学びにより、直面している以下の課題の具体的解決策とする。
@講座休止のような短絡的対処でなく、より賢い新型コロナウィルス対策とする。
A従来から以下の点で課題のあった旧来型の集合型教育を改め、学生や市民の「学ぶ権利」を保証しつつ、学習効果をより高める学びに高めることができる。
(理由)
・一方的授業は学習者の関心と無関係になされ学習効果が低いことが指摘されている。
 ・グループワーク(GW)は他人任せの学習姿勢を誘発しやすいデメリットがある。
 ・一方的授業、GWでは対個人対応のキメ細かいサポートには限界がある。
 ・本来的に育てることは主体的に学ぶ力、地域に対する関心の寄せ力、引き出し力である。
Beポートフォリオを使った学びを導入強化することにより、特定講義単発対応の学びに終わらせるのでなく、生涯に渡る主体的学習のスタートとすることができる。
 

eラーニングの運用形態


@ライブ中継による遠隔講義 講義は場所を問わずどこで視聴してもよい。
A講義動画、講座資料の蓄積によるオンデマンド配信 時空を超えて学習できる。
B地域デジタルコモンズサービスを用いたeポートフォリオ学習・成果公開型学習の支援
 個人が主体となり、学習計画を立て、自己学習を進める。教員は学習者とメール、SNS等の手段(学生に対してはポータルサイトClassroom活用が可能)により対話的に学習を支援する。対話による指導、気づき支援が重要であるが、対面型がベストではない。教員に学習者が忖度したり、遠慮するなどのことが当たり前に起きる。データ、資料を使った対話形態としても不向きである。ネットを介したインタラクティブな方式がより適合する。
C スクーリングによる指導保障 @〜Bの対応策として補完する。
 授業時間、授業教室をスクーリングに当てる。ただし、スクーリングへの出席義務は課さない。希望者オンリーの参加とし、なるべく来ないことを推奨する。
 

地域デジタルコモンズ運用


@現在、前川研究室で開発中の「地域デジタルコモンズクラウドサービス」を使い、次のよように運用する。この取り組みは本学の研究成果の社会還元・社会貢献の試行評価を兼ねて行うものとする。
A「信州上田学」を学習できる地域学習ポータルサイト「みんなでつくる信州上田デジタルマップ」を新設する。同マップは講座終了後も全国対象の「みんなでつくる地域デジタルマップ」とし、卒業後も継続して利用できるものとする。
B受講者全員にユーザアカウントを設定する。受講者にユーザアカウントを設けるのは「信州上田学」をポートフォリオ学習の導入とし、活用してもらい、学習が科目「信州上田学」を起点として事後も各自の学習や個人的な活動の記録などに持続的・発展的に活用できるようにするためである。
 
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