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西川町の文化財

第17号　彫刻　木造地蔵菩薩坐像

カテゴリ: 町指定文化財 地域: 西川町
(登録日: 2004/10/26 更新日: 2011/03/02)



指定年月日　　平成7年9月1日
所　有　者　　志田国太郎
所　在　地　　西川町大字大井沢1144の4

　この地蔵尊は、湯殿山信仰で栄えた金色山大日寺(現大井沢湯殿山神社)の歴史を伝える数少ない仏像である。明治維新の神仏分離令により寺号を返上し神社となり、伝承によると600体とも言われた大日寺の仏像がことごとく消失したが、明治30年(1897)、現在地に地蔵堂が再建され祀られることとなった。
　製作年及び作者は、胎内の銘記により永祿4年(1561　室町後期)に京都の七条大仏師大貮法眼が製作したものとわかる。
　西川町の歴史にとって欠かせない出羽三山信仰、とりわけ湯殿山信仰の歴史を物語る数少ない文化財といえろる。
　
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