犬山城を訪れた2013年当時、国宝に指定された城郭は姫路城、松本城、彦根城、犬山城の4件がありました。私はたまたま他の3つの国宝の城は訪れたことがあり、犬山城を訪れて4つの全てを見たことになります。なお、その後、松江城も国宝に指定されました。
天守閣の前に「犬山城の歴史」の説明板があります。犬山城は1537年に織田信長の叔父・織田与次郎信康が築城しました。江戸時代になり、尾張藩の付家老、成瀬隼人正成が1618年(元和4年)に城主となってから、成瀬家が藩主をつとめ明治に至ります。
犬山城の特色は何と言っても木曽川に接する小山の頂上に天守閣が聳え立っていること。姫路城に比べると小ぶりな城ですが、その外観は一目見てすぐに犬山城だとわかる様式の天守閣です。最上階からの展望も素晴らしく、眼下に木曽川を見下ろす景観は素晴らしい。
|