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ミッチーのほぼ日記

[07/06/12]重厚長大、軽薄短小

カテゴリ: [2007]ほぼ日トピックス 地域: どこか 束ね: その他
(登録日: 2007/06/12 更新日: 2024/02/22)


聴き慣れすぎたこの言葉が改めて新鮮に感じられる今日この頃です。コンピュータのダウンザイジングが進み、軽く薄く短く小さくなる。昔のコンピュータが恐竜のごとくに相対的に重厚長大と化してくることで・キ。

テクノロジーが事を制する戦略・戦術までもが様変わりします。鉄砲が伝来し、戦争は鉄砲が制する時代になった。武田騎馬軍団が織田徳川連合軍の鉄砲隊に完敗した。飛行機の時代、制空権が戦争の勝敗を握るようになった。戦力となるのは空母で、もはや戦艦ではなかった。

今、とても重厚長大と感じているものがあります。それはビデオカメラです。従来のビデオカメラはハイビジョン規格に進化し、普通のデジカメやケータイでも動画が撮れる時代となってきました。ハイビジョン規格と並の動画の質の差は明らかです。しかし、ネット配信などの用途を考えるとハイビジョンは現時点では明らかなオーバースペック。ケータイでいいじゃん。デジカメの動画撮影でけっこう画も音も綺麗に撮(録)れます。私のゼミで試してみて、重厚長大をやってしまったという反省があります。空母の時代に戦艦を選んじまった。大反省。映画監督を目指すような幻想さえ起こしかねません。そこまではいらない。

シニアのビデオクラブに蓄積された映像編集のノウハウ。これは実に凄いものがあります。しかし今のネットで動画を配信する時代、1時間の作品を作ったらおそらく殆どの人が誰も見てくれません。うーん、これをどう若手へ伝承するか。不可視の壁があるかもしれません。編集はずっとやさしい。いらないかもしれない。編集のあり方が変わったということに気づくのは発想の転換か。

選ぶメディアの違いがもろに世代差になって現れている現実。発想の転換がまだまだありそうです。
 
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