佐賀県に行ったときにたまたま立ち寄ったのが東与賀町です。どうして似ているんだろう、この風景、と思いました。茨城・千葉の水郷によく似ています。真ッ平な風景、水路の感じ、住居の佇まい…。空間全体が人工的で無機的な感じ。与田浦の辺りと酷似した風景です。映画『うなぎ』・フロケ地。その映画で知ったのですが、佐原なので、サハラ砂漠というのだとか。なるほど、です。十六島(水郷)の新田開発は徳川家康の命により16世紀末から始まり、400年経った現在でも人工的な景観を露出させています。
干潟よか公園に立ち寄ったら干拓の歴史の説明がありました。ああ、やっぱりです。ここでまた歴史的な符合がありました。干拓の背景となる年代が佐原の辺りと同じです。
|