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ミッチーのほぼ日記

軽井沢について

カテゴリ: 私と信州 地域: 軽井沢町 束ね: その他
(登録日: 2005/12/15 更新日: 2024/02/22)


記録日: 2005/10/01 軽井沢町



どうしてこんなに信州がいいと感じるのだろう、と思ったのが「私と信州」を綴ろうと思ったそもそもの動機。とりわけ軽井沢。なぜ軽井沢が私を惹きつけるのかが不思議でなりません。
高原の爽やかさ。これまでに擦り込・ワれたイメージ、信州を旅しての印象、歴史、山岳、地域的な広がり感などが複合的に作用しているように思えます。避暑地軽井沢=ハイソサエティのブランド力によるものでもない。あの疎らに樹木が立つ別荘地の佇まいの清閑さ、すがすがしさ。佇まいに気品がある。加えて、美味しいレストラン、文化的な施設、そぞろ歩きしながら楽しめるショッピング街(もちろん旧軽銀座)などがあって、総合的な満足度が高い。
自然のよさばかりでなく、自然を活かした文化的な価値創造、環境への気配りの累積が年輪を重ねて、やさしく深みのある、日本でも無二の文化的環境を作り出したのではないかと感じます。おそらくその起点には、西洋人が避暑地としてこの地を開発したことが、日本であって日本でない、軽井沢独特の味わいの要因にあるのでしょう。日本人の価値観にあまりなかった高原文化が軽井沢で生まれ育ったと言えます。東京に近いリゾート地という特殊性も信州で信州にあらず、の特異性の理由の一つ。
こういう全てを兼備した場所は意外にありそうでありません。自然と歴史に支えられ形成された地域の風格・気品があります。
 
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