「逆さ霧」という現象です。霧が山から降ってくる現象。雲の迫り方というか降り方が凄い。雲が動いています。あまりの見事さにみとれてしまいました。１つ目は13時頃、２つ目、３つ目は15:30頃。
千曲川沿いに山並みが延びています。これが上田の北側の壁になっています。山の向こうにはもっと高い山々が聳えその先は日本海側。
たまたま昨日ＮＨＫで見た奥羽山脈の番組で、「やませ」の解説をしていました。太平洋側から雲が押していっても、奥羽山脈が雲を遮り、日本海側は晴れる、という現象。これがあるから日本海側は米どころになるという話でした。
上田の逆さ霧も現象的にはこれと同じ。長野北部は雨か雪だったみたいですが、山が防壁となってこれを塞き止めるわけです。おかげで上田は雨が降らない。冬、雪が少ないというのもこれが防壁になっているからです。
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