近江八幡の市街を車で少しめぐってみました。その中でも驚いたことの一つが近江兄弟社学園(ヴォーリズ学園)の存在です。ミッション系の学校であることをうかがわせる校舎の様式にも特色があります。そして何よりこの学校が地元企業、近江兄弟社が経営する学校であること。幼稚園、小学校、中学校、高等学校が併設されています。
学園の入口に「ヴォーリズ夫妻と幼児教育」という銘板が掲げられています。それによると1920年、プレイグラウンド開設、1922年、清友園幼稚園認可…と沿革が刻まれています。
地元企業の地域貢献(CSR=Corporate Social Responsibility)の先駆けとしても捉えられるものではないかと思います。近江兄弟社があって地域がある。そのような社会貢献の大きさをまざまざと感じさせてくれるものでした。
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