立科町は全国に二つとないほどのユニークな形状をしています。二つの団子が離れて糸でつながるような形。これを町の形状と思う人はいないでしょう。上が北、下が南ですが、高低差を考えると下が上流で、上が下流。上流の白樺高原は蓼科山の山麓、標高1500mほどの地点にあります。
上流には下流の田畑を潤す灌漑用水を溜めるため池があります。水利というものがこのような町の形状を生み出したとも言えます。
その上流エリア、現代は白樺高原というリゾート地となり、観光客でにぎわいます。長野大学の新入生のオリエンテーション合宿で池の平白樺高原ホテルに滞在し、空き時間を使って少しばかり女神湖周辺をぶらり散歩してみました。
4月中旬ながらこの日は風が強く肌寒い。ところどこにまだ雪が残っています。白樺高原ホテルから女神湖まで歩いてみました。土日には賑わうであろう白樺高原のメインストリートです。平日の午前は人の姿もなくひっそりとしています。
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