[13/12/14]旧国技館跡

カテゴリ: 東京まちあるき2013 地域: 東京都
(登録日: 2015/02/01 更新日: 2024/02/22)

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記録日: 2013/12/14 東京都

旧国技館が1909年の建築であったことが驚きです。しかも1983年まで残っていたことも驚きです。関東大震災と東京大空襲を耐えたことも説明板の説明を読んで知りました。

私が子どもの頃、大相撲は蔵前国技館で行われていました。前身の両国国技館は戦災で被災したものとばかり思っていました。戦後ＧＨＱに接収され、メモリアルホールと改称されたばかりに国技館に戻ることができず、日大講堂になったという顛末が、激動の時代を物語っているとも言えます。
　

説明板クリップ

大相撲
Site of former Kokugikan Arena
旧国技館跡　16

　旧国技館は、天保四年（一八三三）から回向院で相撲興行が行われていたことから、明治四十二年（一九〇九）に、その境内に建設されました。建設費は二十八万円（現在の価値では七十五億円程度）です。
　ドーム型屋根の洋風建築で、収容人員は一万三千人にでした。開館当時は両国元町常設館という名前でしたが、翌年から国技館という呼び方が定着し、大鉄傘と愛称されました。
　しかし、東京大空襲まで、三度の火災に見舞われるなど御難続きで、戦後は進駐軍に接収されました。返還後は日大講堂として利用されていましたが、昭和五十八年（一九八三）に解体されました。
　左手奥の両国シティコアビル中庭の円形は、当時の土俵の位置を示しています。

墨田区

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