代官町で見つけたこの風情のある建物を、写真で見て改めて注目しました。弘前の商家の特徴があるのでしょうか。「打刃物製作所」という専門店であり、工房でもあることがわかります。よく古い建物を残してくださっていると店主の方に感謝したくなります。
さきほど「弘前市 趣のある建物」を見ていたら、「趣のある建物」にも指定されたことを知りました。「旧羽州街道沿いにある、煙突が特徴的な建物。さびない牛刀包丁などを製作する、津軽打刃物職人の店です。」と説明されています。現在の建物は1963年の建築ということです。それほど古いわけではないのに、その年代の建物すら希少価値になるぐらい、建物の建替えがされているということでもあるのでしょう。
さらにここが羽州街道ということを知りました。宮城県の桑折から山形へ分岐し秋田を経て津軽へと至る、あの羽州街道です。
|