[ カテゴリ(マンホール図鑑)へ戻る | ←← | →→ ] [ カテゴリ(マンホール図鑑) | 地域(どこか) | 記録日(2007/08) | 登録日(2007/08) | 束ね(その他) ]
ミッチーのほぼ日記

【マ図鑑】風景写真のマンホール復元術

カテゴリ: マンホール図鑑 地域: どこか 束ね: その他
(登録日: 2007/08/27 更新日: 2024/02/22)

風景写真にマンホールが写っていたら


→画像表示 [ Lサイズ ]
記録日: 2007/08/24 松本市



上の写真をよくご覧ください。何だと思いますか?
そうです、マンホールの蓋です。どんな絵柄なのかこれではわかりませんよね。

皆さんもデジカメで撮った風景の中に、マンホールがこんな感じで写った画像があるかもしれません。

マンホールの絵柄を見てみたいと思いませんか。
方法は意外と簡単です。Photoshopなどの画像処理ソフトでちょっと加工してみると、驚きもののき玉手箱です。Photoshopがなければ、Windowsのアクセサリに標準添付の「ペイント」でもかまいません。
 

→画像表示 [ Lサイズ ]
記録日: 2007/08/24 松本市



マンホールが細長い楕円になっています。これを縦横がほぼ同じ長さになるように画像を伸縮します。このまま伸縮するとおそろしく縦長になるので、上の図の赤線の範囲を選んで切り抜きます。さらに横と縦の比率を1対7の比で縦長に伸ばします。
 

縦方向に引き伸ばしてみると…


→画像表示 [ Lサイズ ]
記録日: 2007/08/24 松本市



すごいすごい。見事に松本てまりの絵柄がはっきりと確認できました。最初の画像からこんなに見事にマンホールを復元できます。

しかし、やや歪んで見えます。何が原因かおわかりでしょうか?
 

楕円を水平に回転させる


→画像表示 [ Lサイズ ]
記録日: 2007/08/24 松本市



楕円を引き伸ばす時に楕円の横軸がやや傾いているために、引き伸ばすとその傾きも増幅して歪んでしまったのでした。

楕円の左端と右端が水平線に揃うように少しだけ回転させます。この画像の場合は時計周りの反対方向にわずか2度だけ回転させました。これでほぼ水平線上に楕円が揃いました。
 

楕円を切り抜く


→画像表示 [ Lサイズ ]
記録日: 2007/08/24 松本市



先ほどよりも楕円の切り取りが楽になりました。やはり水平になっていると気持ちがよいものです。
 

ひとまず完成


→画像表示 [ Lサイズ ]
記録日: 2007/08/24 松本市



楕円の横と縦の比は1:6ほどです。従って横の長さはそのまま、縦方向を6倍に引き伸ばしました。どうですか? かなり斜めに捉えたマンホールをむりやり正円に近づけたので影などの部分が増幅したのはやむを得ません。

完璧にはもちろん無理ですが、どんなマンホールかを確認するには十分すぎます。驚くことに「松本てまり」という文字まで読み取ることができます。

皆さんの風景写真の中にマンホールがあったら、ぜひマンホールの復元をお試しになってみてください。いいことがありますよ!
 
[ カテゴリ(マンホール図鑑)へ戻る | ←← | →→ ] [ カテゴリ(マンホール図鑑) | 地域(どこか) | 記録日(2007/08) | 登録日(2007/08) | 束ね(その他) ]
[ ホーム| ]
[ LinkData『ミッチーのほぼ日記』データ一覧マップを見るRDF(Turtle)RSS1.0形式テーブルデータ(TEXT) ]
前川道博ホームへジャンプ