甲府市歴史公園は、平成19年3月28日、竣功式が行われ、木遣りや雅楽の演奏会を開催して、約400年ぶりとなる山手御門の復元を祝った。 引き続き、4月3日から入場無料で一般開放された。公園内は、24時間出入りが自由となっている。 宮島・甲府市長は、甲府Shiny Town「宮島市長のおしゃべり日和」(平成19年3月31日放送分)において、以下のように、歴史公園の魅力を語っている。
市長 「(歴史公園は)本当に由緒のある御門を古い絵図にのっとって制作をしたものですからね。柳沢吉保公の時代、18世紀の初めですね、その時の建造の状態と全く同じように色々な資料を参考にして造りあげたんですよ。その資料のひとつに楽只堂年録(がくしどうねんろく)という絵図があるんですが、規模や大きさを知るのに非常に役立ちましたね。立派なものですから、甲府市の方はもちろん県内外からのお客さんに見ていただきたいですね。」 アナウンサー 「とにかく、一つひとつ丁寧に造られていますよね。特におすすめ、ここは見てほしいというところを挙げるとすると、どんなところでしょうか。」 市長 「建物の方で言えば、使っている材木なんかも大きなものを使っているし、それから白壁も厚いところは40センチくらいあるんですよ。ケヤキの柱なんかも太いものを使っていますね。それプラス景色ですね。舞鶴城公園が南に見えて、その向こうに富士山が見えるんですよ。これは国土交通省が選んだ関東の富士見百景のひとつに選ばれているほどでして、石垣と富士山の稜線が見えるんです。それを今見ながら私たちは話しをしているんですが、そんなところも山手御門の2階から見てもらいたいなぁと思いますね。」
◇関連サイト 甲府市観光ガイド 甲府城 http://www.city.kofu.yamanashi.jp/kanko/history/0104.htm 歴史公園 http://www.city.kofu.yamanashi.jp/kanko/history/0107.htm
◇山手御門の利用案内 ■開館時間 午前9時〜午後5時 ■休館日 月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日、年末年始(12月29日〜1月3日) ※入場無料。公園は常時開放している。
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