昭和33年12月7日(晴)、朝10時から大月市東小学校で開通記念式が開かれた後、岸道路公団総裁と天野知事らは笹子口において約3000人の県民と共に開通を祝いました。 これは総裁と知事の車を先頭に百数十台の自動車の列が新隧道を進み、約5分で通過して大和口から出て来たところです。 隧道は全長2953m、蛍光灯451個、排気ガスの充満を防ぐため路面下に換気設備があり、事故急報用自動信号機、応急電話、救護車、レッカーも常備され、最高の設備を誇っていました。 この大和口でも日の丸の旗を手にした約2000人が出迎え、お祝いをしました。 この後、自動車は県民会館で行われる祝賀会会場までパレードをしました。
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