[ 戻る| ←← | →→ ]

[NPO法人地域資料デジタル化研究会のページに戻る]

みんなの山梨アルバム「災害前の根場地区の見事な生活改善」21

茅葺屋根

分類: 生活 撮影地: 根場 撮影者: 中山梅三 撮影日: 昭和30年代前半
(登録日: 2005/12/14 更新日: 2018/01/30)


→画像表示 [ Lサイズ ] [ オリジナル ]
記録日: 1955/00/00 山梨県南都留郡足和田村根場


茅葺の屋根は老朽化するため、一定期間を経ると葺き替えが必要になります。富士北麓地方では屋根の葺き替えは30〜50年に1度と言われており、根場地区でも、毎年1〜2軒の家の屋根を葺き替えていました。屋根の葺き替えは、大量の茅と人手を必要とする難作業です。根場では、1軒の屋根に使用できる茅の量が定められており、標高1200〜1400m地帯にある村の共有林に設けられた茅場から、村人総出で決められた量の茅を採って来るのが習わしでした。その茅を使って葺き替え作業をするのは、職人とイッケシュの人々です。葺き替えには、通常2〜4週間かかったと言われています。(2)(写真番号 nua03500021b)
 
中山梅三氏の作品について御存知の方、御意見のある方は御連絡下さい。

[ 戻る| ←← | →→ ]
[ 撮影日(昭和30年代前半)へ戻る ] [ 分類(生活) | 撮影地(根場) | 撮影日(昭和30年代前半) | 撮影者(中山梅三) | 登録日(2005/12) ]
[ ホーム| ]
NPO法人地域資料デジタル化研究会「みんなの山梨アルバム」アーカイブ担当