紙遊苑 紙遊苑は、勝利寺(隣接)の付属建築物であった庫裡、長屋門、 土蔵、庭園の譲渡を受け、ふるさと九度山町の伝統ある手漉き 和紙・高野紙(古沢紙)製法の伝承を図る目的と江戸時代の 建築物の様式を保存する目的で平成11年4月に国指定の 史跡内に建設しました。 茅葺きの庫裡では、古沢紙の製造過程で用いられる道具や 用具・紙に係わる資料の展示と紙漉きの手順を示すジオラマ を設置し、板の間は、企画展示室として、又畳の間は生涯学習 に係わる場として広く活用いただけるよう設計いたしました。 長屋門は、長屋門の様式を残すと共に内部を手漉き和紙の 体験学習が出来る場として設計しました。 土蔵は、展示物や備品等の収納施設として修復をしました。 体験を通して先人の培ってきた文化や暮らしの知恵を学び、 ふるさと九度山の大切さを知り文化振興の拠点として幅広く 活用されるよう願ってやみません。 九度山町教育委員会
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