Q1: 上田で取引された生糸が横浜で初めて取引された?
日本で最も古い生糸取引 1859(安政)年6月28日、オランダ人が取り引きした。 ---石井ェ治『近代日本とイギリス資本』
芝屋清五郎 以前は英国人イソリキとの取引が最古との定説
中居屋重兵衛 上州出身の生糸商、上田藩との取引を行った。
「六月一九日に中居屋から「上田糸」出荷の要請があり、上田藩では城下町商人が集荷に着手した。七月上旬にアメリカ人とオランダ人から生糸の注文があり、八月一〇日の時点で…オランダ人に四四箇(こり)の 販売を完了している。」
斎藤多喜夫氏 「横浜開港時の貿易事情―外国商社の進出と生糸貿易の始まり」 ―『横浜開港資料館紀要』17号
原町『問屋日記』滝澤家文書
Q2: 横浜開港当初、上田小県の生糸提糸の輸出量や順位を知る方法はあるか?
Q3: 明治20年以前の小県の生糸輸出量を知る方法はあるか?
Q4: 上田提糸は信大繊維学部以外にも現存するか?
Q5: 座繰り糸が明治10年前後、上田小県から米国に輸出された事実があるか?
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