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信州上田シルクロードアーカイブ

村松の風穴(青木村)

カテゴリ: シルクスポット 地域: 青木村
(登録日: 2017/03/02 更新日: 2018/10/21)


青木村に子壇嶺岳(こまゆみだけ)(標高1223m)がある。その中腹となる標高900m付近に「村松の風穴」がある。

城跡かと見まごうほどの石垣に目が引かれる。蚕種貯蔵に使われ始めたのは1924年(大正13年)である。蚕糸業の絶頂期に作られた。

村松の風穴に行くには十分な注意が必要である。山の奥深くにあり、アクセスが難しい。整備された道路ではないため、普通の車で行くのは難しい。四駆の自動車で注意深く進む必要がある。冬季は雪のため通行できない。夏であっても、道路のいたるところに沢の水でぬかるみが出来ているため注意がいる。スズメバチなどの虫にも注意がいる。
 

(撮影:長野大学前川ゼミ)

説明版クリップ(転載)


村指定文化財
村松の風穴(産業史跡)
 大正十三年から昭和十四年まで蚕種を貯蔵した風穴跡である。
沓掛伴吉他六人で青木風穴(株)を作り村松区から氷穴を借り蚕種貯蔵庫を築いて蚕種業を始めた。協力者には村内を始め浦野町、塩尻村の蚕種家もいて最盛期には九万枚も取り扱うほど繁盛した
当時はこの付近一面桑畑であった。
  平成十四年四月指定
    青木村教育委員会
 
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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出典:信州上田シルクロードアーカイブ
URL :http://www.mmdb.net/silknet/archive/ueda/
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