倉澤運平(蚕種製造家)の写真

カテゴリ: 古い写真地域: 上田市
(登録日: 2017/03/12 更新日: 2018/10/21)

倉澤運平(1866-1934)は、小県郡別所村（現在の上田市別所温泉）に生まれ、その生涯をほぼ蚕種製造に捧げた。同氏執筆の履歴書によると、1893(明治26)年、小県蚕業学校実業教師になった後、1907年には、別所風穴株式会社長に選ばれた。晩年まで数々の要職を歴任した。

蚕種製造・養蚕の研究にも取り組んだ。『給桑原論』(1908年)は給桑法を理論化した代表的な著作である。

自身を捉えた写真では、この「繭玉から糸」が出色である。繭玉から糸が取れることをさながらマジシャンであるかのごとに演じている。
　

メディアクリップ

(8件)

▼01 倉澤運平氏	▼02 倉澤運平氏	▼03 倉澤運平氏	▼04 繭玉から糸

▼05 倉澤運平氏夫妻	▼06 倉澤運平氏・列車にて	▼07 小県蚕業学校教員集合写真	▼08 小県蚕業学校教員集合写真