モニターツアー「千曲川シルクストーリー」の第2日11/12(日)は、須坂、松代を訪れました。
蔵が数多く残るまちなみに特色がある須坂は、明治になり、器械製糸で栄えた都市です。小林さんの御案内で蔵のまちを90分散策しました。まず最初にふれあいまゆぐら館。次にクラシック美術館(外観のみ)、須坂市蔵のまち観光交流センター、笠鉾会館、墨坂神社とめぐりタイムオーバー。小田切家住宅はパスしました。
須坂が製糸業で栄えていた時代、この蔵の通りは女工さんが闊歩した女工さんたちのまちと言ってもいいものでしょう。ただそう想像をたくましくして、今の風景を見てもそうは感じにくいのはやむを得ません。「ふれあいまゆぐら館」には製糸の道具などが保存展示されており、ここが製糸のまちであったことを伝えています。墨坂神社には石の鳥居などが当時の製糸場の経営者たちにより寄進されたものであることが鳥居などに刻まれた名前からわかります。
須坂にはもっと多くの観光客が訪れていい。須坂のまちなかの家々には不思議に繭倉と思われる建物が点在しています。一般観光客向けのまちあるきもできますが、いわゆる観光資源ではないまちなみからこのまちの特色を探求するような「ぶら探検」をするのも面白いまちではないかと思います。
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