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信州松代シルクロードアーカイブ

松代蚕糸業関連人物 海沼 房太郎

カテゴリ: 松代シルク人物 地域: 長野市(松代)
(登録日: 2016/01/31 更新日: 2018/02/27)


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記録日: 2016/10/10 伝承館

松代の製糸業に貢献した人物


海沼房太郎 (1854〜1889)

海沼は、他2名の工男とともに富岡製糸場に伝習生として入場し、蒸気製糸技術を習得。
帰郷後、西条村製糸場(のちに六工社と改名)の創業にかかわり、製糸用蒸気機械の設計開発を担当した。
様々な困難を克服して、日本型の銅製の汽罐(ボイラー)や蒸気器械を製造し、松代に器械製糸が繁栄する先駆けとなった。
なかでも銅製の汽罐(ボイラー)や、蒸気を導く長いパイプ、ねじの製造などの苦心の様子は『富岡日記』に書かれている。
先端技術移転の宿場どころとなった松代における技術移転の思考錯誤は、その後の長野県における製糸にかかわる器械を製造する産業の萌芽ともなったともいわれている。
 
(2件)
01 海沼房太郎生誕の地看板 02 海沼家墓所

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