サーバ環境との連携
分類目次: ご利用の手引き
(初期登録: 1998/01/22 更新日: 2004/04/21)
ローカルディスク環境とサーバ環境
ページ自動生成は、その数が多かろうと少なかろうと全ページをその都度生成し直します。変更の加わった分だけを更新できる方がいいのではないかと思う方もいると思いますが、これには一長一短があります。差分更新の方法を取ると、データの修正はけっこう煩雑になるので、私は差分更新の方式を採用していません。実際にデータ作りをしてみると、改めてこの方法にしてよかったと痛感します。それはともかくとして、ここでは次の問題が浮上します。
パソコンで作った全ファイルをサーバに転送するか
ページ数が少ないうちは、パソコン環境で生成したファイルの全てをサーバに一括転送しても何とか運用に耐えますが、ページ数の増加と共に転送に要する時間は無視できないものとなります。「PopCorn」では、この環境の違いを意識することなく、処理できるように対処してあります。最も現実的な運用方法は、自分のパソコン環境とサーバ環境の両方にページ自動生成スクリプトを置いて、それぞれの環境で処理を実行することです。
インターネット接続プロバイダのサービスによっては、telnetを利用できない場合もあります。これは、「PopCorn」を運用する上で大きな障壁になります。telnetが利用できて、サーバ環境でperlが利用できれば、ページ自動生成の運用はうまくいきます。もしそれが無理な場合は、手間がかかってもパソコン環境で自動生成した全ファイルをその都度、サーバに転送する方法をとるしかないでしょう。
マシン環境の違いで意識すること
異なるマシンでPopCornを実行するには、パス記述の違いを少し意識する必要があります。絶対パスは、マシンによっては次のように記述されます。
(UNIX)/home/sample/index.html
(Macintosh)home:sample:index.html
(Windows)c:\sample\index.html
PopCornのスクリプト記述で実行環境の違いを意識する必要があったのは、このパス記述の違いだけでした。PopCornはMacintosh/Windows/UNIXの環境に依存しないように動作します。基本的には自動生成スクリプトのパス記述の変更だけで、それぞれのプラットフォームに対応します。
パソコンとサーバの双方で同じサイトを生成する場合は、ローカルパス(パソコン環境)とサーバパス(UNIXサーバ環境)を書き替えて下さい。こうすることで、同じ自動生成スクリプトをパソコン、サーバそれぞれの環境で使うことができます。
|