古代人。というよりも朝鮮半島からの渡来人が日本に彼らの文化を持ち込んだことは言うまでもありません。古墳文化の中心地でもあった百舌鳥が鳥の伝説にちなむ地名であること、さらに内陸へと入り、彼らがそこを飛鳥と名付けたことは、時系列的な因果関係で捉えられるのかもしれません(仮説です)。余談ながら、「百舌鳥」は「モズ」と読み、無音の「鳥」が付いていることは前にも触れました。飛鳥は、というと、飛ぶものであることが自明の鳥をことさらに「飛ぶ」と形容する辺りにも類似の文化的贅沢を感じます。というわけで、飛鳥を訪れたことが、バードウォッチにも得難い記憶を刻んでくれるものと期待しないわけにはいきません!
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